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神社概要 >> | <相殿> 菅原道真公(すがわらのみちざねこう) |
菅原道真公像(文政三年『天満宮御傳記略』より) *一部画像加工
かつて築土神社境内には、「木津川天満宮」という末社が置かれていた(創始の由来は不明であるが、文政3年(1820年)刊の『天満宮御傳記略』にすでにその存在が確認できる)。菅原道真公はもともとこの「木津川天満宮」の御祭神であったが、1994年の境内工事の際に取り壊され、道真公は築土神社の「相殿(あいどの)」に配祀された。
道真公は承和12年(845年)京都に生まれた。わずか5歳で和歌を詠み、10歳を過ぎて漢詩を創作し神童と称された。そして元慶元年(877年)33歳で式部少補に任じられ文章博士となり、学者として最高の栄進を続けた。さらに昌泰2年(899年)55歳の時には右大臣、従二位に叙せられるも、延喜元年(901年)急転して大宰府(福岡県)へ左遷。大宰府では窮迫の日々を送り、延喜3年(903年)2月25日、59歳で没した。 |
<御神徳>「学業成就」「栄進出世」等道真公はすでに学歴社会であった一千余年前、学者として最高の地位を確立し、漢詩や和歌から書画に至るまであらゆる学問に精通していたと云われます。そんな道真公は学問の神様として、今も全国に広く崇められています。 | ↓ 【お守り(学業成就/合格必勝祈願)】
【御祈祷(合格必勝祈願)】
木津川天満宮(築土神社旧末社)
江戸御府内天満宮二十五社(文政3年(1820年)刊『天満宮御傳記略』より)。 「飯田町中坂」(現・築土神社境内)に天満宮の存在が確認できる。
関連ページ ↓ 【将門と道真】
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