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節分祭は、病気や災害を追い払う「追難(ついな)」という中国の行事が起源とされる(いわゆる厄除けや厄払いの儀式と類似)。「追難」は7世紀末に日本の皇室に伝わり、当初は専ら宮中行事として行われていたが、やがてこれが神社・寺にも伝わり、14世紀後半には一般民衆へ広がった。豆は生命力の強い作物であることから、その力を借りて鬼(病気や災害)を祓うのである(厄除けや厄払いの御祈祷は、2月3日に鬼を祓ってから行うのが通例である)。
築土神社の節分祭は毎年午後3時からで、ちょうど学校帰りの小中学生が大勢集まる。当社では皆に平等に豆やお菓子が行き渡るよう、まかれる豆とは別に参詣者全員に袋詰めのお供物を配布するが、さらに豆と一緒にまかれる番号札(約50枚)を拾った人には、そこに書かれた番号別に豪華景品を用意している(1人1枚)。 |
番号札引換所
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