平将門を祀る江戸の古社

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築土神社/平将門を祀る江戸の古社         【English】

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          船河原町築土神社(堀兼の井戸)  TSUKUDO-SHRINE

御祭神

平将門公之霊

例祭日

九月十五日 

鎮座地

新宿区市ヶ谷船河原町9番地

船河原町築土神社(平将門之霊)
昭和初期の「堀兼(ほりがね)の井戸」
船河原町築土神社(平将門公を祀る摂社)

昭和初期の「堀兼(ほりがね)の井戸」
(牛込区役所 『牛込区史』より)

船河原町はもともと江戸城内の平河村付近(現 ・千代田区大手町周辺)にあったが、1589年江戸城拡張の際、氏神の築土神社と共に牛込見附(現JR飯田橋駅)付近へ移転。さらに1616年築土神社が筑土八幡町に移転後、同町も筑土八幡町近くの現在地へ移転した(平凡社 『郷土歴史大事典』参照)。ところが戦後、築土神社は千代田区九段に移転。他方で船河原町は現在地に留まったことから、地理的に神社から最も遠い氏子となってしまった。そこでここに飛地社を建て、築土神社の氏子であることを冠したものと思われる。

余談だが、室町時代築土神社の氏子に伊勢谷総兵衛という尾州家出入りの米商人がいて、代々この船河原町を家元としていたが、その先祖は、京都に晒されていた将門の首を密かに持ち出して、当時上平河村にあった津久戸明神まで船で運んだのだという(この時、将門の首を入れて運んだ桶が、戦前まで築土神社に秘蔵されていた)。

なお、この地には江戸時代より「堀兼(ほりがね)の井」と呼ばれる井戸があり、その昔,幼い子どもを酷使して掘らせたと伝えられる。

明治39年頃の「堀兼(ほりがね)の井戸」
明治39年頃の「堀兼(ほりがね)の井戸」


この井戸は、昭和40年代の地下鉄工事の折に一時枯渇したものの、平成21年には、当時とほぼ同じ位置に再整備されている。

現在の井戸
現在の井戸

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【平将門】

【市谷船河原町】

【将門の首桶】

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